日本香港音楽協会 X 日本香港国際音楽コンクール

日本香港国際音楽コンクール



音楽と国際交流を通じた文化の継承と創造


日本香港国際音楽コンクールは、コンクールの形態をとりつつも、単純な音楽競技にとどまらない文化交流の場を日本、香港そしてアジアの若い音楽家たちに提供し、彼らの多様な未来の可能性を拓くべく設立されました。香港にいては接する機会の少ない日本、世界の一流のプロフェッショナルを審査員として招聘するとともに、優秀な若者には、日本、ヨーロッパ、アメリカの国際コンクールへの推薦、ミュージックキャンプへの招待などの国際交流の機会を提供し、クラシック音楽という人類の財産を通しての全人的教育をめざします。また、日本のソフトパワーと香港の地の利を活かし、今後は、アジア全域に活動の場を広げてまいります。


第1回 日本香港国際音楽コンクール開催


2012年7月、第1回日本香港国際音楽コンクールが香港で開催されました。コンクールはピア ノ、バイオリン、フルートの3部門からなり、各部門は年齢・レベルによってクラス分けされたうえで、日本、香港、中国などから招聘した審査員による厳正な審査がおこなわれました。 第1回のコンクールでは香港の皆様の音楽教育に対する熱意、日本文化に対する積極的な関心を反映し、150名を越える多数の方々にご参加いただきました。
見事に入賞を果たされた香港、日本、韓国などからの若い音楽家たちには、コンクールの副賞として大阪 国際音楽コンクール本選への優先出場権があたえられ、また神奈川県逗子市で行われた日中国交正常化40周年記念事業「ドラゴン・コンサート」への招待、出演機会も提供されました。
コンクールの参加にあたり年齢・国籍などの制限は一切設けられず、今後は、日本、香港に限定しないアジア各地からの参加者を積極的に募ることで、より多彩な才能を広く発掘していく予定です。

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